近年、レーシック手術で視力を矯正する人が増えています。レーシック手術とは、角膜の中央をレーザーで削り角膜のカーブを変えることによって近視を矯正する手術のことです。「視力が悪くてなかなか自分に合うレンズが見つからない」という人も、レーシック手術を受ければレンズの選択の幅が広がります。ただ、気になるのが術後・・・。カラコンをいつから使用できるのか、また装着する際の注意点などについてまとめました。
1.いつから使用できるのか
レーシック手術後、眼の状態は大体1ヵ月程度で治まります。必ず術後1ヵ月健診を受け、医師からレンズの装用が問題ないと診断されてからつけるようにしましょう。カラコンの中には品質に問題のあるものもあります。レンズは国内の安全基準をクリアしているものを選びましょう。中でも使い捨てのワンデータイプは感染症のリスクを抑えられるのでオススメです。
2.レンズをつける際の注意点
手術後の眼はデリケートになっています。ワンデータイプ以外のものを使用する場合はレンズのケアをしっかりとするように心がけましょう。ケアが十分でないと、感染症などのトラブルを引き起こすこともあります。中でも、アメーバの一種であるアカントアメーバが角膜に感染し、大量の目やにや激痛が伴うアカントアメーバ感染症は、カラコン使用者に多い病気です。進行すると視力に影響を及ぼす可能性もあります。
また、角膜は皮膚と同じように呼吸をしているので、長時間レンズを使用すると酸素不足となり、目に負担をかけます。使用時間にも注意しましょう。
いかがでしたでしょうか。術後1カ月の健診はもちろんのこと、定期的に健診を受けて眼の健康をチェックすると安心です。ドライアイなどの症状を緩和する目薬などを使ったり、蒸しタオルなどで眼の血行を良くすると快適な使い心地をキープできますよ。